Kepler-1606 b

7月 6, 2018 系外惑星の紹介

(Imaginary Picture of Kepler-1606 b by Mr. Daichi Ogawa, SGH Moriyama High School)

Kepler-1606 b はこと座に位置し、太陽系から 2870.2 光年( 880パーセク)離れた恒星Kepler-1606 を周回する系外惑星で 2016 年に公開された. 恒星 Kepler-1606 は視等級 13.9, 絶対等級 4.2 である. この恒星は太陽の 0.9 倍の質量で、半径は太陽の0.9 倍であり 表面温度は 5422 で、スペクトル型は G7である。この恒星の惑星系で Kepler-1606 b は、恒星 Kepler-1606 のまわりを 公転周期196.4 日で、 軌道長半径 0.64 天文単位 ( 95,519,566.6 km)で公転している。

Kepler-1606 bの半径は、地球の2.0737倍(木星の0.185倍)と見積もられている。重さはわかっておらず、もし岩石惑星であるなら地球の10倍以上あるはずだが、その大きさから海王星型惑星であると考えられており、ExoKyotoの見積もりでは重さは地球の5.1985倍である。ハビタブルゾーンに位置するが、暴走温室限界のやや内側に位置するため、海があったとしても蒸発している可能性もある。

Kepler-1606 b について詳しく知りたい方は以下のExokyotoのデータベースページをご覧ください。

http://www.exoplanetkyoto.org/exohtml/Kepler-1606_bJP.html

投稿者: exoplanetkyo